過去の産物を探し求めて

地元のTSUTAYAへ行った。1階はレンタル漫画と中古の本やCDDVDが売ってあり、2階にはCDDVDレンタルが出来る田舎の小さな唯一のレンタルショップだ。

高校生に上がりAmazonというサイトの虜になった私は暫くそこへは行っていなかった。

ある部活のあった土曜日、同じ帰宅方向でいつも一緒に大声で笑いながら帰っているイツメンが、私以外皆家の車で帰った時があった。別に誰かを引き止めるわけでもなく颯爽と休日でスッカスカのチャリ置き場へ行き、学校を後にした。

一人で自転車を漕ぐ時はジャニーズについて考えてるかジャニソンを口ずさんでいるかのどちらか。その時はジャニソンを口ずさんでいた。

今思うとメガネのネジが緩んでいたのでそれを直しにメガネ屋に行ったのがいけなかった様だ。

クリーニングもしてもらって笑顔で店内から送り出してもらい、ピカピカのメガネで気分もいい。メガネ屋の後ろにはTSUTAYAが…あっ、と思い立ったときにはもう視界に入っていたのだ。

何の躊躇いもなく中古CDの棚へ行き、早速KinKi KidsのAアルバムを見つけた。買った。満足だった。BCは持っていたから。

そんな出来事が2,3ヶ月前だったのだが、今日も同じような境遇であったのでTSUTAYAに寄ってしまった。

田舎なので都会よりも客の回転率が格段に悪い。なので、売れてもいないだろうし新しく在庫があるとも思えなかったが私は強行突破し自動ドアの前に立った。新しい出会いを求めて

思っていた通り2,3ヶ月に行った時とほとんど変わりはなかった。関ジャニ∞の欄もER2とひびきだけが残っていたし、Kis-My-Ft2が4作品くらい残ってた。うん、変わりはないね、さすが我が地元だと感心はしていた。

けれど残念なことも。SMAPの枠にはさかさまの空通常盤しか置いていなかったのだ。あの天下のSMAPの作品が1つしかないだと！？驚愕し、そして落胆した。身近とは言えないが一番近くにある「売っているところ」は1つしかSMAPを置いていない。この4月から稲垣吾郎さんを担当と名乗るようになった私は買うor買わないの2択問題を突如目の前に出された。あとアルバムがあって2つ置いてあったら…なんて現実味のない妄想をしても目の前の2択が3択になったりはしないので早々に答えを出した。『買わない』と

言い訳をさせてくれ。さかさまの空通常盤がいらなかったという訳ではない。もちろん欲しかった。だがアルバムとシングルを同じ100円という天秤にかけると、アルバムが勝ってしまったのだ。それと、シングル初回限定盤とシングル通常盤をも100円という天秤にかけるとDVDも付いてレア感も漂うシングル初回限定盤が勝ってしまった。この2つの理由からSMAPを手には取ったが首を傾げ棚に戻してしまったのだ。

明日は地元より客の回転が速い店にお邪魔する予定なので、心して財布に潤いを持たせねば。明日こそ、SMAP作品を手に入れるぞーエイッエイッオー！！！