美しく儚い楽園に魅せられて

彷徨う学生ジャニヲタ

恋と音楽FINAL、Endless SHOCK感想

 

さて、2泊の東京おひとりさまツアーも終わりに近づいてきました。ずっとお会いしたいと思っていた方と会えた6日と8日、とても楽しい時間を過ごすことが出来ました。時間を作って頂き本当にありがとうございます。
 

そして、今になっても何が起きたのか分からないのですが、2016年3月7日、1日の内に稲垣吾郎堂本光一の舞台を観てきました。これ以上はない、 贅沢な1日だったと心に留めています。


 
それでは、(一応)合格祝いという名目で初めて自らで観に行った舞台の感想を書いていきたいと思います。
 
 
 
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3/7 MON 12:00〜
恋と音楽FINAL〜時間劇場の奇跡〜
 
 
吾郎担になって、はじめて。生まれてはじめて、稲垣吾郎を肉眼で見ました。PARCO劇場はキャパ450程の小さめの劇場で、席に座った感想は「ヤバい!近い!」最後列がこの感想です。双眼鏡をバックから出し忘れて焦りはしたんですけど、肉眼で稲垣吾郎が、表情が、髪形が見えるのでそんな焦りはすぐに払拭されました。
ストーリーは、ミュージカルの全国ツアー中に恋仲になった修司(稲垣)と麗子(真飛さん)。千秋楽の歴史あるGood Time Theaterの2人の楽屋の物置部屋で修司が壁ドン(笑)をした拍子に、このシアターのシンボルであり守り神のような存在である古い時計が落ちてしまい、奇怪なことが起こり始めます。30年後の修司だと名乗る者、30年後の麗子だと名乗る者が出てきて2人は困惑。そして「今すぐ別れなさい、この人と一緒いると不幸になる。」と30年後の自分達に言われるのです。千秋楽の後、プロポーズしようと考えていた修司の元に1人のセクシーな少女が現れます、それは2人の……全部話そうとすると長くなるので詳しく聞きたいという方がいましたら直接聞いて下さい(笑)もしくは映像化希望のお手紙を出しましょう
 
衣装がもう既に王子様以外の何物でもない。ロングコート王子です。登場シーンでの赤を基調としたロングコートは是非佐藤勝利にも着せたいと思いました。後半のピンクのロングコートすらも着こなす吾郎王子、、、あの衣装をあの歳で着こなせるのって稲垣吾郎だけでしょ。宇宙探してもいないよ。衣装を着た王子の写真売ってください…。
ミュージカルスター同士、人前では犬猿の仲と見せかけているものの、2人きりの楽屋になると突然、劇場いっぱいに甘い囁きが響き渡ります。そして、甘い声ソロで歌う曲も…エンジェルボイスが響き渡る会場に見惚れ、聴き惚れてしまいました。
歌いながらクルクル回転する修司、後半あたりで髪型が崩れてきた?そうですよね、雨でしたもんね。稲垣吾郎が感じらて嬉しかったところです。
「カッコよくない僕なんて…ヤダ!!」こんな吾郎さんのセリフがよく聞こえてきます。演者である稲垣吾郎のキャラクターを存分に活かしててとても面白かった。焦りだしたら髪の毛を弄ってしまう癖なんかも相当笑いました。30年後の修司と2人して焦っている姿なんかも、滑稽で面白かったです。
30年後の麗子が修司の胸板、脚、などセクシーに触って頂いたシーンでは、私の悪い癖ですね「もっとやれ」と思って見ていました。いつも以上にベッタリだったのかな?吾郎さんも少々腰が引けていたような(笑)ごちそうさまです。
麗子役の真飛さんも美しくて美しくて、出演者もおっしゃっているように歌が特に凄かったです。そして、修司の真似をして脚を膝に置いていた時は、私の目には吾郎さんよりカッコよく映っていました。流石、元宝塚男役の方です。仕草が格好いい。
出演者6人という少人数の舞台は初めてでしたが、お話も全く難しくなく個性的なキャラクターで、一気にタイムトラベルミュージカルに引き込まれてしまいました。シリアスなシーンでは視覚と聴覚からなるあまりの美しさに息が漏れ、コメディーシーンで笑いがどっと起きる、本当に楽しい舞台でした。
カテコで、「家に帰ればヒロくんがいるので…あ、女の子かもしれませんよ?」というお茶目な吾郎さんを見せつつも、雨の中ありがとうございますとおっしゃる姿にキュンキュンしました。「『えー!』と言われ続ける限りアイドルです」その言葉、信じています。
 
 
 
 
 
 
 
 
3/7 MON 18:00〜
Endless SHOCK 2016
 
 
高校生になって、購入したDVDを何度も再生し、サントラを聴きこんでいたEndless SHOCK。初めてDVDで見たときから絶対にこの目で見ようと心に決め、とても楽しみにしていた舞台でした。Jr.の中で気になっている松倉海斗くんも出演しているこの3月公演のこの日のチケットを譲っていただき、急遽観に行けることになりました。本場の帝国劇場に、こんな時期に観に行けるだなんて、1年前の自分は1ミリも想像していないことでしょう。
S席 2階C列50番台で上手側、昼に観たPARCO劇場の席とそう変わらない距離でした。が、今回は奥行きがあるので双眼鏡を使うことに。ステージ奥手から登場するシーンが沢山あると分かっていたからでもあります。
ケガから無事復帰された美波里さんの登場に胸を打たれながらも、眩い電飾から登場する堂本光一を確かにこの目で観たのです。
サントラの音源がほぼそのままの形で歌われている曲もあれば、アレンジしてスローテンポになっている曲もあり、ステージは生き物なんだというコウイチの台詞が脳裏をよぎりました。新しい曲もたくさん作られてるので、またサントラを出して欲しいです。
終始、フライングの美しさに圧倒されます。鍛え上げられた上腕二頭筋が露わになり、シンメトリーの布フライングは最高峰の美しさです。片腕の力だけが頼りだと言っていた傘のフライング。日経エンタの連載ではSHOCKの中で1番楽なフライングだとは言っていたけれど、あれこそイリュージョンです。本当、どうなってるんですか?2階降りのフライングも凄かったです。なんというか…ピーターパンがフッ…とすぐそこに降り立った様な、異次元の様な感じがします。
1幕終わりのダイナミックな階段落ちも素晴らしかったです。
2幕の始まりからコウイチが息を引き取る際のヤラの葛藤は、狂気じみた役が大好きな私には最高にテンションの上がるシーンです。口角を上げながら不気味に双眼鏡から覗いていました。観劇直後に書いたメモにも、ここでヤラが愛おしくなると書いちゃってます。好きなんです、すみません。
霊となったコウイチがカンパニーの元に現れる場面、ここのアドリブは見どころの一つですよね。自分の遺影に気付き手に取り、写真が一枚剥がれ、キメ顔のコウイチ→なんとも言えないハニカミのコウイチへと変わる遺影。リカがコウイチに気付き戸惑いながらも後ろから抱きつく。福ちゃんとザキさん、オーナーがそれを見て感激する。。あのシーンは、アドリブがあるので好きです。アドリブはカンパニーの仲の良さが滲み出る瞬間だなと思っているので。今回は、なかなかザキさんが投げたステッキをコウイチがなかなか受け取ってくれませんでしたね。(笑)しまいには下手端にまで跳ね返されるし(笑)
他Jr.達との、そのシーンも笑ってしまいました。カイトを食べちゃいたいとか言ってたくらいのコウイチですから、「お前に光ちゃんって呼ばれるの快感!」なんて言っても優しく見守るだけです。ハートマークが付くくらいの甘い声で「光ちゃん♡」って呼んでくれてありがとうカイト。そこにすかさずボケをかわしたモロにも感謝です。相当面白かった。
ヤラのミュージカルに加わり、最期の息絶える瞬間がとても美しかった。
劇中に双眼鏡で覗いても、サイボーグのように瞬きが少ないコウイチに感銘を受けました。
日経エンタの連載、『エンタテイナーの条件』を読破した後に観たEndless SHOCKだったので、今までDVDで見ていたのとは違う観点から観ることが出来ました。中でも「光」は特によく観ました。煙幕とサーチライトが上手い具合に雰囲気を醸し出していて凄かったです。
カテコでの「2015年はSHOCKにとって試練の年だった」という言葉が今でも耳に残っています。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
小規模と大規模な劇場、
 
6人と大人数のカンパニー、
 
 
 
ミュージカルが舞台という共通点以外は正反対なこの2つの舞台、どちらも本当に素晴らしかったです。それぞれにそれぞれの色がある、そんなことを両方の舞台を観終わってから感じました。
 
観劇することによって楽しいと思える時間が出来るのは、舞台を観るにあたって最も大切な事だと思います。
今まではライブに行ってナンボという気持ちがどこかにあったのですが、今回観た舞台がとても楽しかったので絶対にまた舞台を観たいです。
 
 
 
新しい、楽しい世界を知ったような、そんな気分です。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

Endless SHOCK 2008(初回生産限定仕様) [DVD]

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