美しく儚い楽園に魅せられて

彷徨う学生ジャニヲタ

ファン層を感じた体験

Sexy Zone、初めての現場入りとなったセクセカ。

同じ愛媛に住んでいる同担の方の同行で
マリウスの誕生日の夜公演に入らせて頂いた。

高校入学時に購入した自転車用のカッパの封をその日初めて開け、家を6時台に出て雨の中、自転車を1時間走らせ最寄り駅へ
愛媛からの高速バスで14時くらいに大阪に着き、
電車に乗り大量の人と傘の花が疎らに見えるジャニヲタの巣、大阪城ホールへ。
はじめましてだった。
昼公演に入っていた同行者のお友達と、少しばかりお喋りを楽しんで、
そこからグッズ列に並んだ。
昼もあったからかグッズ列が無い。全然並んでない(ガッツポーズ)。5分も掛からずに買えたんちゃうかな?くらい。


そして、立見席だったので同行の方と会場前に並んでいた。


するとそこで明らかにJKってコに話し掛けられたのだ!
会場周辺で話し掛けられるなんて初体験だった。Theオタクの巣だな!城ホ!!!完璧だぜ!!!!と心の中で思わず叫んだ。
「コンサート楽しみですね〜!」
「誰担ですか?」
私達「健人担です♡」
「そうなんですか!」
「私、聡担なんです♡」←可愛い
私達「おおー、聡ちゃんですか!可愛いですよね♡」
「可愛くてカッコ良くて♡♡」
「ちなみに誰世代ですか??私、勝利世代なんですっ」


キタコレ


『誰世代ですか?』


関ジャニ∞の会場周辺では聞けない単語だ。
この言葉を聞いて、改めてSexy Zone、Jr.のファン層を身に染みて感じた。

○○世代

セクガル、Jr.担で主に使われている言葉。
例)
97年組→聡ちゃん世代
96年組→いわち世代
という風に、自分が産まれた年と同じ年に産まれたJr.やメンバーを当てはめる。所謂「私、Jr.の○○と同い年なんです」。
ジャニーズJr黄金期と言われている近年、有名なJrが自分と同い年という現実に少しばかりの優越感に浸る。
使っている人全員では無いかもしれないが、使うとき少なくとも私はその気持ちがある。


多くのJr.は学生であり、Sexy Zoneも全員学生のグループだ。

大袈裟すぎるかもしれないがSexy ZoneやJrのファンは、中高大学生が7,8割でその他が大人の方な印象。平均年齢は10代だ。
そのためこの○○世代という言葉がよく利用されるのだろう。



誰世代ですか?と聞かれたからにはきちんと答えた


私「聡ちゃん世代です」


申し訳かった。
目の前の貴方が好きな聡ちゃんと同じ年に産まれ、あろうことか今、聡ちゃんと同じ16歳(当時)ですなんて…聡ちゃん担を目の前にするとなんというか……
今まで味わったことのない申し訳なささを体験した。




コレが会場近くで初めてジャニヲタに話しかけてもらった体験だ。

それからは、ジャニショとかライブ会場で、ジャニヲタだなって思う人に私から話し掛けられるようになった。身近にヲタが少ないので、そういう所に行くとテンションが人一倍おかしくなるからなのか?
でもクソコミュ障な私が勇気を振り絞って話し掛け、その場限りの楽しいジャニヲタトークに花を咲かせるのだ。自分としては大きな成長といえよう。

その人とのトークが楽しかったから、トラウマになってないのであって。今あの人に会えるのであれば言いたい、
あの時は話しかけてくださりありがとうございました。感謝感謝です。と




ついでと言ってはなんだが、セクゾ魂についても少し語ろうと思う。
セクゾ魂は参戦者の大半を占めている若い学生のキャピキャピした空気感に圧倒される。学生のジャニーズ好きが夢の国に集まりました感が凄い。
私も、一応と言ってはアレだが学生だ。しかし地味面故、女子同士でキャピキャピなんか出来ないし似合わない。学校終わりにオタク2人、喪服と言えよう制服姿でファミレスに直行し、定食を目の前ドリンクバーを左手に軽く4,5時間語る。そんな休日を過ごす奴が、ライブに行って「健人くんかっこいい♡」なんて平常心を保って言えるはずない。実際は吐血してしまいそうな勢いで叫ぶだけだ。

ライブを観ていても、至る所でキラキラ、キラキラ。本人も眩しいけど、照明も眩しいっ!!

ラブホリック先輩の肩書きを持つ長男と
色々試したいお年頃の次男
誰にも譲らないセンターポジションを固める三男
がむしゃらすぎる純粋ボーイの四男
美の英才教育を受け続ける末っ子。

その5人がお届けする、エンターテイメント×ファンタジー×フレッシュを掛け算した唯一無二のジャニーズライブ。