美しく儚い楽園に魅せられて

彷徨う学生ジャニヲタ

地理が楽しいのはジャニヲタだから

「勉強、最近楽しい?」「はい、前よりだいぶ楽しいです。」そう聞かれた5月末の進路指導室。進路課長である地理の先生に言われた言葉だ。
「授業中もよく話聞いてるなーって最近思ってさ。」でしょうね。








楽しいと思い始めた。自分を楽しいと思わせるように地理の授業のベクトルを向かわせた、が正しいと思う。




1日に10回以上自担可愛い発言をしないと今日という日を過ごしたようには思えない、どうしようもない頭だ。そんな頭でもなんでも、高卒で就職したくないというのなら国公立大学受験をするという選択肢しか残っていない。内申も悪い、小学校の時に合格した珠算検定2級だけが取り柄で他の資格は何もない、そんな普通科生を雇ってくれる所なんていない。家が自営業で農家を営んでいるがそれも継ぐ気はない。それなら?残された道は大学受験だけだ。








さあ


お勉強をしなくてはならない。









高校受験以来、怠っていたツケが…








覚えるという作業がなかなか難しい





どうにかしなければ!


と思い





地理の授業中に考えついたのが

ジャニ記憶と関連付け暗記法。


例えば「ドイツのハイデルベルクから流れているライン川」だったら"ハイデルベルク"という地名だけで直結したジャニ記憶はマリウス葉なんですよ!もしくはドイツという単語だけでマリちゃんと置き換えたりすれば、もう…!

ブラジルもWBCの村上さんに置き換えて…ってそんなんしてたら結構頭に入ってくる。




そこで一つ思うことは「私、手越担だったらどれだけ大変なんだよ…」ということ。イッテQのペースで毎月毎月、海外に飛ばれちゃ頭パンクしそうだ。







「〜そんな感じで授業受けられるんで地理、チョー楽しいです」なんて先生に言えない。楽しいんですよ、地理を覚えるということが。自分の好きな人の出身地や行った地域でどんな景色を見たのか、どんな気温や湿度だったのか、どんな言語と触れ合ったのか……そんな事を頭に入れる事がとても楽しい。








この暗記法でどれほどまで伸びるのか…自分も楽しみだ